自己紹介:鈴木和夫
小学校事務職員。30年来の吉本隆明ファン。吉本の幻想論(観念論)の骨格はヘーゲルに基づくと考えていたので、この読書会を86年に知り入会する。哲学には全く無縁だったので、「哲学史講義」「精神現象学」はとても難解だった。ようやく「法哲学講義」に至り、現実社会との接点が出て来て面白くなってきた。共稼ぎであり、男女平等を追求・実践しているつもりである。社会的平等の理念も、個人の自由が保障されていなければ実現できないという意味で、ヘーゲルの絶対自由の理念に感じ入っている。まだ、序論の「法の概念」の意志の理念のところだが、今後、家族・市民社会・国家へと展開していくのを楽しみにしている。